TAC(資格の学校TAC)は、公認会計士・税理士・簿記など幅広い資格講座で知られる大手資格予備校です。社会保険労務士講座は1986年に開講し、40年近い実績を持つロングセラー講座で、講師陣の質の高さと豊富な教材、戦略的なカリキュラムに定評があります。当サイトの社労士予備校ランキングでもTOP8にランクインしている実力校です。
この記事では、2026年9月時点でTAC公式サイトに掲載されている最新情報をもとに、TAC社労士講座の基本情報・受講料・コース内容・割引制度から、合格実績、良い評判・口コミまで詳しく紹介します。受講料や合格実績など具体的な数値は、必ず公式サイトの記載を一次情報として確認してください。
TACの社会保険労務士講座とは?基本情報
TACは公認会計士・税理士・日商簿記・中小企業診断士・宅建士など、幅広い資格講座を展開する大手資格予備校です。社会保険労務士講座は1986年開講と長い歴史を持ち、公式サイトでは「TACは合格実績主義」を掲げています。標準コースの「総合本科生」をはじめ、学習開始時期や学習量に応じた複数のコースが用意されており、教室講座・ビデオブース講座・Web通信講座・オンラインライブ通信講座と学習メディアも豊富です。
全国主要都市に教室を展開する大手予備校でありながら、Web通信講座やオンラインライブ通信講座も充実しているため、「教室で講師に直接質問したい」というニーズと「自分のペースで自宅学習したい」というニーズの両方に対応できる点が特徴です。
| 運営会社 | TAC株式会社 |
|---|---|
| 社労士講座 開講年 | 1986年(開講から約40年) |
| 対象 | 初学者・学習経験者 |
| 学習メディア | 教室講座/ビデオブース講座/Web通信講座/オンラインライブ通信講座 |
| 2027年合格目標 標準コース | 総合本科生(全68回) |
| 2025年度 TAC本科生カリキュラム修了者 合格率 | 35.9%(本試験合格率5.5%の6倍以上/条件付き) |
| 2011年~2025年 TAC本科生合格者累計実績 | 6,023名 |
※上記は2026年9月時点で確認できた情報です。開講時期やコース内容は年度によって変更される場合があるため、最新の情報は必ずTAC公式サイトでご確認ください。
TACで合格できる5つの理由(TAC-METHOD)
TAC公式サイトでは、「講師」「教材」「カリキュラム」「学習メディア」「フォロー」の5要素を”TAC-METHOD”として紹介しています。
- 講師の質が違う:全国40名超のクラス担任制講師陣による「顔の見える」指導
- 初学者から上級者レベル別のオリジナル教材:試験傾向を毎年分析し改訂
- 戦略的カリキュラム:合格に必要な要素のみを効率的に配置した段階的な学習設計
- 多様な学習メディア:教室・ビデオブース・Web通信・オンラインライブ通信の全5種類
- 安心のフォローシステム:クラス振替出席フォロー、質問メールなど
特に「クラス担任制」は、決まった講師と長期間伴走する体制を重視するTACらしい特徴です。欠席した場合は他クラスへ自由に振り替えて出席できる「クラス振替出席フォロー」や、疑問点を解消できる「質問メール」など、忙しい社会人が学習を継続しやすい仕組みが整っています。
選べる学習メディアの違い
TACの社労士講座は、同じコース内容でも学習メディアによって受講料が異なります。それぞれの特徴は次の通りです。
| 学習メディア | 特徴 |
|---|---|
| 教室講座 | 全国の校舎で講師の生講義を受講。クラス担任制で、欠席時は他クラスへの振替出席も可能。 |
| ビデオブース講座 | 校舎のビデオブースで講義を視聴。自分の都合に合わせて視聴時間を選べる。 |
| Web通信講座 | パソコン・スマートフォンで講義を視聴。教室・ビデオブースより受講料が安く設定されているコースが多い。 |
| オンラインライブ通信講座 | 教室の講義をリアルタイム配信で受講。双方向のコミュニケーションが取れる「通学と通信のいいとこどり」のスタイル。 |
TACの社会保険労務士講座のコース・受講料【2026年9月時点】
TACの社労士講座は、2026年9月時点で2027年合格目標のコースを受付中です。主なコースは以下の通りです(開講時期はコースにより異なります)。
| コース名 | 対象 | 開講時期の目安 |
|---|---|---|
| 総合本科生 | 初学者・学習経験者 | 2026年9月~12月 |
| 総合本科生Plus | 初学者・学習経験者 | 2026年9月~12月 |
| 総合本科生/総合本科生Plus(オンラインライブ通信) | 初学者・学習経験者 | 2026年9・10月 |
| スマートWeb本科生(Web通信限定) | 初学者・学習経験者 | 早期配信あり |
| 総合本科生Basic/Basic+Plus | 初学者 | 2026年7~9月 |
| 総合本科生Wide/Wide+Plus | 初学者 | 2026年4~6月 |
| 1.5年本科生/1.5年本科生Plus | 初学者(ロングコース) | 2026年1月~3月 |
標準コース「総合本科生」の詳細・受講料
「総合本科生」(全68回)は、労働基準法からスタートし【基本講義⇒実力テスト⇒本試験レベルの答練】と段階的に実力を伸ばす、TACのスタンダードコースです。一般教育訓練給付制度の対象コースにもなっています。記事執筆時点でのWeb通信講座の受講料(教材費・消費税10%込み)は以下の通りです。
| 価格区分 | 受講料(税込・Web通信) | 条件 |
|---|---|---|
| 一般価格 | 242,000円 | – |
| 早割キャンペーン第1弾 | 198,000円 | すべての方が対象/9月30日まで |
| U35割引キャンペーン | 192,000円 | 35歳以下対象/10月31日まで |
| 他資格合格者割引キャンペーン | 192,000円 | 対象資格の合格者/10月31日まで |
| 受験経験者割引+応援割引 | 167,000円 | 受験経験者対象/9月30日まで |
| 再受講割引+応援割引 | 145,000円 | TAC講座の再受講者対象/9月30日まで |
| 基本パック | 187,000円 | – |
※上記はすべて記事執筆時点で確認できたキャンペーン情報です。会員番号を持たない初めての申込みの場合は別途入会金10,000円(税込)が必要です。受験経験者割引・再受講割引は他の割引・特典との併用ができないなど、細かい条件があります。キャンペーンの期間・割引率・対象条件は変更される場合があるため、最新情報は必ずTAC公式サイトでご確認ください。
総合本科生Plus、スマートWeb本科生、総合本科生Basic/Wide、1.5年本科生など、他コースの受講料や教室講座・ビデオブース講座の価格は、コース・キャンペーン時期によって異なります。正確な最新価格は、各コースの詳細ページまたは資料請求でご確認ください。
主なカリキュラムの中身
「総合本科生」の公式サイトでは、以下のポイントが紹介されています。
- INPUT+OUTPUTの相乗効果:十分な問題演習量を確保し、基本講義と実力テスト・答練を組み合わせて実力を身につける
- 充実したフォロー:通学生も安心の「Webフォロー」、学習アドバイスを届ける「講師動画レター」など
- 全国最大級の受験者数を誇る模試:2025年度「勝利の全国模試シリーズ」は延べ受験者数12,210名(全国中間模試6,132名+全国公開模試6,078名)
教材面では、過去10年分の本試験問題集を含む教材一覧、予約不要の無料自習室(オンライン含む)、欠席時や予習復習に使える「Webフォロー」、デジタル教材・Webトレーニング、講師によるZoom配信「オンラインホームルーム」、「講師動画レター」、繰り返し解ける「問題ダウンロードサービス」などが用意されています。
TAC社労士講座の教育訓練給付制度・割引制度
総合本科生をはじめとする一部コースは、雇用保険の一般教育訓練給付制度の対象です。公式サイトに掲載されている支給額の例は以下の通りです。
| 条件 | 総合本科生(教室講座)を早割キャンペーンで申込み、教育訓練給付制度を利用してTACの修了要件を満たした場合 |
|---|---|
| 早割キャンペーン受講料 | 198,000円 |
| 支給額(支払受講料の20%) | 39,600円 |
| 給付金支給後の実質負担額 | 158,400円(支払受講料の80%) |
教育訓練給付金の支給には、雇用保険の加入期間などご自身の支給要件と、TACが定める修了要件(修了試験正答率60%以上、かつ通学は出席率80%以上・通信は答案提出率80%以上)の両方を満たす必要があります。要件を満たさない場合は支給されないため、制度利用を検討する場合は事前に詳細を確認してください。なお、総合本科生12月開講の一部クラス(土曜クラス・新宿校火金夜クラスなど)は教育訓練給付制度の対象外とされているため、制度の利用を希望する場合は対象クラスかどうかも事前に確認しておくと安心です。
このほか、記事執筆時点では「早割キャンペーン」「U35割引キャンペーン」「他資格合格者割引キャンペーン」「受験経験者割引」「再受講割引」など複数の割引・キャンペーンが案内されています。割引の併用可否や対象条件が細かく設定されているため、必ず公式サイトの割引ページで確認したうえで申し込みましょう。
TACの社会保険労務士講座の合格実績
TAC公式サイト「社会保険労務士|資格の学校TAC」のトップページでは、以下の合格実績が大きく掲載されています。
| 2025年度 社会保険労務士試験 TAC本科生カリキュラム修了者 合格率 | 35.9% |
|---|---|
| 本試験合格率(5.5%)との比較 | 6倍以上 |
| 2011年~2025年 TAC本科生 合格者累計実績 | 6,023名 |
なお、上記の合格率35.9%は「答練・模試提出率90%以上、直前期答練平均正答率60%以上、模試成績C判定以上」といったカリキュラム修了条件を満たした受講生を対象とした数値である点に注意が必要です。単純に「受講すれば35.9%の確率で受かる」という意味ではなく、答練・模試にきちんと取り組んだ受講生の実績である点を理解した上で参考にしてください。正確な算定基準は、公式サイトの「合格実績の算定基準」ページで確認できます。
TACの社会保険労務士講座の良い評判・口コミ
TAC公式サイトの「合格実績・合格者の声」ページには、令和7年度・令和6年度の合格者の声が多数掲載されています。その中から、講座の特徴が伝わる声を要約して紹介します(要約であり原文そのままではありません)。
岡本さん(総合本科生・教室講座)
カリキュラムの進度は無理なく進められ、決められたカリキュラムに従っていれば必ず学習を終えられるという安心感が大きかったと述べています。自分で学習計画をゼロから考える必要がない点をメリットとして挙げています。
小林さん(スマートWeb本科生・Web通信講座)
講義が法律の制定背景や政府の意図まで解説してくれるため、記憶の定着がスムーズだったと述べています。スキマ時間を活用しやすいスマートWeb本科生ならではの評価です。
石川さん(総合本科生Basic+Plus・教室講座)
教室講座に申し込んでもWeb講義をすべて視聴できる点を高く評価しており、教室講師とWeb講師の講義を組み合わせて2回転学習できたことで知識の定着が進んだと述べています。
小山さん(総合本科生・Web通信講座)
Webトレーニングをスマホで通勤時間や休憩時間に活用し、法改正の内容が反映されている点が紙の過去問と違って助かったと述べています。基本テキストもデジタルで閲覧・書き込みができ、移動中の学習に重宝したそうです。
神崎さん(1.5年本科生・教室講座)
高齢・初学者というハンデを乗り越えて一発合格した体験記です。社会保険関係科目を複数回転学習できる1.5年本科生のカリキュラムが、じっくり学びたい受験生に合っていたと評価しています。
今井さん(総合本科生Wide・教室講座)
開講数・時間帯・講師陣がいずれも豊富で、仕事との両立に役立ったと述べています。基本講義はゆとりある進度設定になっており、予習・復習の時間を確保できた点も評価しています。
木下さん(総合本科生Basic・Web通信講座)
TACの教材のみで学習を完結させたという合格者です。基本テキスト・トレーニング・実力テスト・答練・模試が連動して構成されており、学習が進むほど実力が身につく手応えを感じられたと述べています。
上記はいずれもTAC公式サイト「合格実績・合格者の声」ページに掲載されている合格者の声を要約したものです。最新の合格者の声や体験記全文は、必ず公式サイトでご確認ください。
TACとフォーサイト・スタディングなど他社の社労士講座を比較
TACは教室講座を持つ大手予備校である一方、フォーサイトやスタディングはWeb完結型の通信講座に特化しており、一般的に受講料はTACより抑えめに設定されている傾向があります。フォーサイトはフルカラーテキストとeラーニング「ManaBun」、スタディングはスマートフォン完結の学習スタイルとAIを活用した学習サポート機能を強みとしています。一方で、TACは1986年開講から続く40年近い実績と全国規模の教室ネットワーク、クラス担任制による手厚いフォロー、全国最大級の受験者数を誇る公開模試が強みです。
「通信講座の手軽さ・価格の安さ」を重視するならフォーサイトやスタディング、「教室で講師に直接質問しながら、伝統校のノウハウで着実に学習を進めたい」という場合はTACや資格の大原が選択肢になります。それぞれの受講料・カリキュラムの詳細な比較は、以下の各講座の記事もあわせてご覧ください。
資格の大原との比較
同じく教室通学とWeb通信の両方を選べる資格の大原とTACの標準コースを比べると、以下の通りです(記事執筆時点)。
| TAC | 資格の大原 | |
|---|---|---|
| 標準コース | 総合本科生(全68回) | 社労士合格コース(全63回) |
| Web通信 一般価格 | 242,000円 | 195,000円 |
| Web通信 キャンペーン価格(記事執筆時点) | 早割198,000円/U35・他資格192,000円 | 175,000円 |
| 合格実績累計(2011~2025年) | 6,023名 | 6,247名 |
社会保険労務士試験の概要(難易度・合格率)
社会保険労務士試験は、労働・社会保険関係の法律知識を問う国家試験で、例年8月に実施されます。TAC公式サイトによれば、令和7年度(2025年度)の本試験合格率は5.5%でした。合格率が一桁台にとどまる難関資格であるため、独学よりも予備校のカリキュラムに沿って計画的に学習することが、効率的に合格を目指すうえでのポイントになります。
TACの社労士講座がおすすめの人・おすすめでない人
おすすめの人
- 決まった講師・クラスで長期間しっかり伴走してもらいたい人(クラス担任制)
- 教室講座に通いながらWeb講義も併用し、2回転学習で知識を定着させたい人
- 全国規模の公開模試で自分の実力・順位を確認したい人
- U35割引や他資格合格者割引、教育訓練給付制度など、割引・給付制度を活用してお得に受講したい人
おすすめでない人
- とにかく受講料の安さを最優先したい人(Web完結型の通信講座専業スクールの方が低価格な場合があります)
- スキマ時間だけでスマホ完結の学習を希望する人(スマートWeb本科生など一部コースはありますが、標準コースは教室講座を前提に設計されています)
TACの受講開始までの流れ
- 資料請求・講座説明会:公式サイトから資料請求、または無料講座説明会に参加してコース内容を確認する。
- コースを選択:学習経験の有無、開始したい時期、希望する学習メディア(教室・ビデオブース・Web通信・オンラインライブ通信)で選ぶ。
- 申込み:インターネット、TAC受付窓口、郵送、大学生協等代理店の4種類から申込み方法を選ぶ。会員番号を持たない場合は入会金10,000円(税込)が必要。
- 教材発送・講義配信開始:Web通信講座の場合、案内された配信開始日・教材発送開始日から学習をスタートする。
TAC社労士講座のよくある質問
Q. TACは初学者でも受講できますか?
A. 「総合本科生」をはじめ、総合本科生Basic・Wide・1.5年本科生など、初学者を対象としたコースが複数用意されています。労働基準法など基礎科目からスタートするカリキュラムです。
Q. 通学と通信、どちらを選ぶべきですか?
A. 決まった時間に教室へ通うことでペースを維持したい方は教室講座、自分のペースで学習したい方や近くに校舎がない方はWeb通信講座が向いています。教室講座でもWeb講義(Webフォロー)が利用できるため、欠席時や復習にも対応できます。
Q. 割引制度は併用できますか?
A. 割引によって併用可否が異なります。例えば受験経験者割引・再受講割引は、その他の割引制度・特典との併用ができないとされています。申込前に必ず公式サイトで最新の適用条件を確認してください。
Q. 教育訓練給付制度は利用できますか?
A. 総合本科生(教室・ビデオブース・Web通信講座)は一般教育訓練給付制度の対象コースです。ご自身の雇用保険加入期間などの支給要件と、TACが定める修了要件の両方を満たす必要があるため、事前に詳細を確認してください。
Q. TACの合格率35.9%はどのように算出されていますか?
A. 2025年度社会保険労務士試験のTAC本科生のうち、「答練・模試提出率90%以上、直前期答練平均正答率60%以上、模試成績C判定以上」というカリキュラム修了条件を満たした受講生を対象とした合格率です。受講生全体の合格率ではない点に注意してください。詳細な算定基準は公式サイトで確認できます。
Q. 自習室は利用できますか?
A. 総合本科生など対象コースでは、予約不要・無料の自習室(オンライン自習室を含む)が利用できると案内されています。教室に通うのが難しい時期でも、オンライン自習室で学習リズムを維持できます。
Q. 質問はどのように行えますか?
A. 「質問メール」制度が用意されており、学習上の疑問をメールで質問できます。合格者の声の中にも、質問メールの回答が早くストレスが少なかったという声が紹介されています。
まとめ:TACの社会保険労務士講座
TACの社労士講座は、1986年開講・40年近い実績を持つ老舗講座で、クラス担任制による手厚いフォロー、全国最大級の受験者数を誇る模試、そして充実したオリジナル教材が特長です。2011年~2025年の合格実績累計は6,023名、2025年度のカリキュラム修了者合格率は35.9%(本試験合格率5.5%の6倍以上)と、公式サイトで具体的な実績が公開されています。
受講料・コース内容・割引キャンペーンは時期によって変更されるため、この記事の内容を参考にしつつ、最終判断の前には必ずTACの公式サイトで最新情報をご確認ください。

