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通関実務
通関士試験の通関実務はここがポイントとなります。
輸出入・港湾関連情報処理システム(NACCS)を使用して行う輸出申告と輸入申告の問題と、課税価格の計算、貨物の分類が出題されます。
これらの問題は、関税法等(関税法、関税定率法)の基本知識をもとに、過去問・予想問題の演習を徹底し、実践力・応用力を養うとともに、難問以外は確実に得点する正確性が必要となります。
通関実務の出題形式及び配点
- 択一式
5点(5問) - 選択式
10点(5問) - 計算式
10点(5問)
通関実務の攻略方法
通関実務は、合格基準を満たすための配点が少ないのが特徴ですが、他の科目で得点源となった「語群選択式」がありません。
したがって、「複数選択式」「択一式」を得点源とすることと併せて、「申告書」「計算式」への対策が必要です。
通関実務で出題される「申告書」は、与えられた資料を正しく読み取る力が要求されます。
したがって、関税法等の段階でしっかりとした対策が必要であり、また、「貨物分類」の対策が必要です。「貨物分類」は第1類から第97類まであり、早い段階から暗記することが対策となります。