目次
公務員試験の勉強にあたって(全体像)
公務員試験の勉強にあたって、まずは公務員試験の全体像をご紹介します。
公務員試験(教養試験)
- 一般知能分野
・数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)
・文章理解(現代文読解・英文読解・古文) - 一般知識分野
・社会科学(政治・経済・法律)
・人文科学(日本史・世界史・地理・思想)
・自然科学(生物・化学・地学・物理・数学)
・時事
公務員試験(専門試験)
- 法律系科目
・憲法、民法、行政法、刑法、労働法 - 経済系科目
・経済原論・財政学・経営学 - 行政系科目
・政治学・行政学・国際関係・社会政策
科目の優先順位・効率的な得点
公務員試験の勉強を進める上で重要なことは「時間効率」です。出題科目が多く幅広い分野から出題されることを踏まえ、限られた時間をどこに使うかを考えた勉強が合格特典を確保するために必要とされます。
また、公務員試験は満点を取るための試験ではなく、合格ラインは教養試験・専門試験ともに6割程度と言われており、苦手で出題数の少ない科目までマスターしなくても十分合格は狙えます。
それらを前提に考えると、一般的には次のような順序で勉強を進めていくことがおすすめです。得点源となる重点科目は早めに着手でき、出題ウェイトの低い科目や短時間でも対策の立てやすい暗記系科目などは本試験までの残り時間を見ながら進めていくことで、時間効率の高い勉強が実現できると考えられます。
勉強の順序
- 教養科目
- 数的処理
→ → → → → → → → → → - 文章理解
→ → → → → → → → - 社会科学
→ → → → → - 人文科学
→ → → → → - 自然科学
→ → → → →
- 数的処理
- 専門科目
- 憲法
→ → - 行政法、民法
→ → → → → → - 刑法、労働法
→ → → - 経済原論(マクロ→ミクロ)
→ → → → → → → → - 財政学
→ - 経営学
→ → - 政治学、行政学、国際関係、社会学
→ → → → →
- 憲法