簿記論
税理士試験において必須科目です。
財務諸表の基となる企業の営業活動をどのように会計帳簿に記録し、計算するかを学習する科目です。試験は制限時間2時間で3問出題されます。
簿記論の攻略法
出題は計算のみの出題傾向となっています。
時間内では終わらないようなボリュームがあり、優先して解答する箇所、後回しにする箇所の見極めが必要です。
また、財務諸表論との関連性が強いので、時間に余裕がある場合は同時に受講することで時間短縮になります。
- 第1.2問
大学教授が出題するため学問的で、個別問題の出題が多い傾向にあります。
仕訳問題、比較問題、相対問題等様々な角度からの出題が多くみられます。 - 第3問
実務家が出題するため実務的な問題が出される傾向にあります。
有価証券の期末評価、減価償却費の計算等の個別論点に関する決算整理型の総合問題が出題されています。改正に関わる出題も出題されやすい傾向にあります。
ポイント
ボリュームが多いため、正確でスピーディーな資料読取りが必須で、得点源となる箇所を優先して解く力が求められます。
そのため、個別論点をおさえたあとは、総合問題を繰り返し解き、本試験対応力を身につけることが必要です。
改正論点も含めて直前期に答練を解くことで本試験に万全の態勢で臨みましょう!