法人税法
税理士試験において所得税法との選択必須科目です。
法人の所得(会社の儲け)に対して課される税金について定めた法人税法という法律について学習する科目です。
法人税法の攻略法
法人税法の試験は理論と計算に分けて出題されます。
毎年の税制改正の影響を受けやすく、また、3年おきに変更となる試験委員の影響を受けやすい試験であるため、毎年改定されたテキスト、問題集を使った学習が必須です。
なお、前試験委員が2016年~2019年を担当しており、2020年より新しい試験委員となるため、試験傾向が変わる可能性があります。
法人税法の理論
理論は個別理論もあれば、事例形式による複数の制度の関連を問う応用問題も出題されます。
内容としては、基本的な論点、税制改正、未出題の論点等多岐に渡りますが、近年、基本的な論点が出題される傾向にあり、正確な理論暗記が求められます。
全税理士試験科目の中で所得税法と合わせてトップクラスのボリュームも持つため、理論の条文を体系化し、基本理論と応用理論をまんべんなく理解、暗記が必要です。
法人税法の計算
計算は、従来、会社の納付すべき法人税額までを求めされる総合問題を中心に出題されていました。
しかし、2016~2019年は個別問題を中心としながら各設問は連続性を持つ問題が出題されています。(試験委員が3年おきに変異なるため、その影響と考えられます。)
いずれにしても、数多くの論点が出題のポイントとなっており、合格には正確性とスピードの両方が必要とされます。