住民税の特徴
住民税は、法人や個人の所得に対して課される地方税です。都道府県や市区町村が行う行政サービスにかかる諸経費を住民に負担させる税金です。
住民税と事業税はどちらかしか選べません。
住民税の攻略法
試験は、理論と計算にわかれて出題されます。
住民税の理論・計算
理論は、住民税の規定が出題されます。住民税独自の規定のほか、所得税との相違について問われることがあります。ボリュームは非常に少なく、数年ごとに似た問題が出題されています。したがって、受験予備校の答練からそのまま出題されることがほとんどです。
計算は、税額の計算が出題されます。
個人住民税に関する出題が中心となっており、改正項目が頻繁に出題されるため、改正に対処することが合否の決め手となります。
内容は、過去に出題されたものに改正内容を加えた出題がほとんどで難易度は高くありませんが、ボリュームは近年増加しています。
個人住民税は原則として前年課税主義を採っており、また、所得税法の規定によっているため、改正内容が所得税法の試験と1年ズレるため、同時学習の場合は注意が必要です。(例えば、令和元年の所得税における所得は令和2年度の住民税の所得となります。)