中小企業診断士試験の自習時間の確保
せっかく自習室があっても自習室が静かであるかマナーの悪い人がいないかが問題になってきますが、そこは学校側がしっかり管理できているかが問題であるので、学校次第といえます。
まず自習室を何時から何時まで使用していいかも調べたいところです。また、財務会計の2次試験では電卓を使いますので、電卓専用自習室、電卓使用不可自習室にわかれているとベストです。
夜遅くまで使用したかったり、休日に一気にやりたかったり人それぞれです。自習室で何時間もやったから合格できるというわけではありませんが、静かに落ち着いて勉強できる場所の確保は重要と言えます。
家は自習室になりにくい
家でもなかなか静かで集中できる環境をつくることは難しいです。お子様がいる場合、どうしても遊んだり、かまってあげたりしなければならない場合もあるでしょう。
周りの隣人が騒音を建てる場合もありますし、それを自分の力でどうにかすることはできません。
騒音は耳栓をすれば解決できそうですが、騒音だけが家で集中できないことの原因ではありません。家にいるといろいろな誘惑と戦わなければなりません。自宅というのは、住んでいくうちに自分が快適に楽しく過ごせるように時間をかけて自分でカスタムしている場所であるため、テレビ・PC・雑誌・新聞・趣味のグッズなど、あなたの勉強を妨げる要素がいっぱいです。
オンライン講座利用の場合の自習室活用
オンライン講座の学校を利用する場合、自宅で受講できて移動時間をゼロにできるといったメリットがある反面、自宅での誘惑に負けてしまうというデメリットがあります。
そこで活用したいのが自習室です。オンラインの学校には当然自習室はありませんが、カフェ、学生・社会人向けの貸自習室、コロナ禍でのリモートワークやノマドワーカーの増加に伴って増えているコワーキングスペースを自習室として活用する手があります。
自宅や職場近くのカフェ、貸し自習室、コワーキングスペースにPC・タブレット端末・スマホを持ち込めば、自宅での誘惑に負けることなくオンライン講座での受講を継続できます。
オンラインの学校を選びたいけど自宅での学習が継続できるか不安な方は、カフェ・貸自習室・コワーキングスペースの活用を視野に入れましょう。
自習室を基準にした中小企業診断士の学校選び
中小企業診断士の通学の学校を比較してランキング化すると、1位は何と言っても資格の学校TACです。自習室も充実していますし、休憩所(遊ぶところではなく食事をとるところ)、休んだ授業やもう一度聞きたい授業を動画で見られる設備が整っています。
2位と3位はLEC東京リーガルマインドと資格の大原です。授業を動画で一人一人見られる教室が存在するのが大きな理由です。
資格試験の勉強は孤独との闘いでもあります。授業の質、講師の質だけでなく自習室も参考に予備校を選ぶことが大切でしょう。